猫を飼うために必要なアイテムリストはいろいろな場所で見かけるかと思いますが、実際子猫を迎えてみると「こんなものまで必要?」「これが役に立った!」なんてことがよくあります。
ここでは、生後4ヶ月の子猫を迎えた後、我が家でかなり重宝したとっておきのアイテムを紹介します。ほんと、早く知っておけばもっとお世話や躾が楽だったのかな~(涙)
買い忘れはない?まずは基本のアイテムリストをチェック
子猫を迎えるにあたり、必ず準備しておきたいアイテムは以下のとおり。
反対に、ここにないものは後から買っても遅くないので安心してくださいね。
- トイレ本体
- トイレの砂
- ペットシート
- キャットフード
- フードボウル
- ウォーターボウル
- 爪とぎ
- おもちゃ
- 粘着カーペットクリーナー
- キャリーケース
- 室内用ケージ
買っておいて損はない!便利すぎた猫ちゃんアイテム6つ
よくある準備リストには載っていない、でも重宝するとっておきのグッズを紹介していきますね。
1.ケーブルチューブ
コードかじり防止に。子猫のうちはコードやケーブルなどあらゆるひも状製品に興味を持ちます。目を離した隙にじゃれついたり噛んだりすることもあるので、買っておいて損はありません。ちなみに我が家のヤンチャ坊主は扇風機のコードが大好きなのでケーブルチューブで対策しました。おかげで感電の心配がなくなり一安心ですが、かじっているのを発見したときは今でも「ダメ」と教えています(汗)
ケーブルチューブは1~1.5メートル程度の長さであれば、100均一で手に入ります。
2.ランチョンマット(もしくはトレー)
キャットフードをこぼしたりお水をちょんちょん触ってみたり、子猫のうちって以外と食器周辺が汚れます。さっと拭いたり洗ったりできる敷きものやトレーを用意してくださいね。こちらも100均一で好みのサイズ・デザインを選んでみてください。「お水をこぼす・お皿をひっくり返す猫ちゃんの対策」については別の記事で紹介します。
3.ドリンクボトル
人用の、いわゆるお茶ボトルです。これは以外な方も多いかもしれませんが、我が家ではキャットフードストッカーとしてかなり重宝しています。ペット専用のドライフードストッカーもありますが、一頭飼い(とくに子猫)だとあまり大容量のストッカーって必要ないんですよね。かといって2kgのキャットフード袋をご飯のたびに開け閉めしたり、計量カップや計量スプーンで計るのも面倒。そこで使えるのが、1L程度の人間用お茶ボトルです。
ボトルの蓋がネジ式のものならギュッと締めれば密封性を確保しやすく、ストッカーのようにガバっと開けないのでキャットフードが空気と触れるのを最小限に抑えられる(?)気がします。
縦長で収納しやすい点も◎。お茶の注ぎ口から注ぐようにキャットフードを準備しても良いですし、蓋を外して計量カップ代わりに使っても!(←我が家はこちらです)
蓋を家計量カップ代わりにする場合は「ここまで入れたら○○グラム」といった感じであらかじめグラムを計っておくと給餌量に差が出ないのでおすすめです。
4.シリカゲル
ドリンクボトルを使ってキャットフードをストックするなら、ボトルの底に個包装のシリカゲルを入れておくと安心です。シリカゲルは容器内の水分を吸収して、ドライフードを湿気から守ってくれる優れもの。フードの上に置いてしまうとご飯のたびに出てきて鬱陶しいので、入れる場合はくれぐれもボトルの底に。
5.アナログ目覚まし時計
猫ちゃんの躾には賛否両論ありますが、人間と共同生活を送るうえでは「ここだけは入ってほしくないor出てほしくない」「これだけはやめさせたい」ことってありますよね。思わぬ事故やケガなどから守るためにも、こうした「教え」は絶対です。そんなときどうするか……方法は「猫 しつけ方」「猫 いたずら 対処」のように調べればたくさん出てくるのですが、我が家の生後4ヶ月の猫には「音」でしつける方法が有効でした。
もともと人の気配や音に敏感な子だったので、手を叩く音やスマホの電子音、口で猫の威嚇のマネなどいろいろ試してみたところ、もっとも嫌がるのが目覚まし時計のベルの音!
入って欲しくない場所に興味を示して出ようとした瞬間に「ジリリリリリ!」と鳴らすと、一目散に飛び退いていくのですが、1日に1~2回実践するだけで今ではすっかり対象の場所に近付かなくなりました。
テンションがハイになったときや忘れたころにまた興味を示したりするので、そういったときはすかさず目覚ましを鳴らします。
ただやりすぎはストレスですし怖がらせてしまっては元も子もないので、おこなうタイミングや時間、回数は控えめにしてあげてください。そして、しつけ以外の時間はたっぷり遊んだり、スキンシップをとったりして、愛情を注いであげてくださいね!
6.エアフレッシュナー
初めて猫を飼う方なんかだと、おトイレ後の残臭が気になると思います。ペット用の置き型消臭剤なんかもありますが、見ていない間に舐めてしまったり、倒してこぼしてしまったりしても心配ですよね。我が家ではいろいろ試した結果、空気の入れ換えができないときはエアフレッシュナーで臭いを一発消臭しています。もちろん、猫ちゃんの手の届かない場所に消臭剤は設置しているんですが、ウンチ臭をすぐに消したいときは空間に撒くタイプのエアフレッシュナーが効果的でした。
猫ちゃんやトイレ、食器などにかからないように撒く方向に注意して使用してくださいね。
子猫の成長に合わせて飼い主さんも経験値を増やしていこう
基本的に猫ちゃんは好奇心旺盛な生き物です。
気になったらまずはニオイを嗅いで、手で触ってみたり、舐めてみたり、かじってみたり……。そんななかで動いたり、音が出ようものならすぐに「獲物!?」ってなっちゃいます。猫ちゃんは種類や血統(お父さん・お母さんの性質)などによって性格は異なり、もちろん育つ環境にも適応していきます。子猫ちゃんが一日一日新しいことを発見するように、飼い主さんもそんな子猫ちゃんを見て経験値を増やしていきたいですね。
イタチごっこで疲れてしまうこともあるかもしれませんが、「今しかない可愛い時期」だと広い心で受け止められるよう願っています。